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韓国インバウンド全般公開 2026.08.23・読了17

インバウンド集客マーケティングとは?成功事例と効果的な施策を解説

インバウンド集客マーケティングとは?成功事例と効果的な施策を解説
山口 雄貴

山口 雄貴株式会社K-ASOKU 代表取締役

この記事でわかること

  • 観光客数・消費額の最新推移と現場の課題
  • インバウンド集客マーケティングの基本と違い
  • Web施策・体験施策など効果的な集客手法
  • 事業規模別の施策選びと韓国特化の視点
目次
  1. 近年注目されるインバウンド集客の現状|観光客数の推移と現場の課題
  2. 観光庁データで見るインバウンド観光客数の推移と過去最高の更新
  3. インバウンド消費動向調査からわかる最近の傾向と今後の見通し
  4. 現場が直面する集客の課題|人手不足と情報発信の遅れ
  5. 市場拡大で「インバウンド関連株」にも注目が集まる背景
  6. インバウンド集客マーケティングとは?企業が押さえるべき基本
  7. インバウンド集客マーケティングの定義と一般的なマーケティングとの違い
  8. ターゲットとニーズを捉えるデータ活用の考え方
  9. 自社の商品・コンテンツ提供から見込み客獲得までの流れ
  10. 効果的な施策①情報発信・Webで見込み客にアプローチする手法
  11. SNSでの発信と口コミ拡散を狙う施策
  12. 自社サイト・コンテンツで多言語対応を進める方法
  13. 低コストで始められるWeb施策の種類とメリット
  14. 効果的な施策②体験提供と現地対応で売上を伸ばす方法
  15. 茶道体験など日本文化を伝える体験型コンテンツの提供
  16. 桜シーズンや撮影スポットを活かした観光地との連携
  17. タクシーなど二次交通の対応と滞在日数を延ばす対策
  18. 価格設定と客単価から見る売上を高めるポイント
  19. 札幌など地方都市におけるインバウンド観光客誘致の視点
  20. 【ターゲット・事業規模別】自社に合った施策の選び方
  21. 個人店・中小企業と大手企業で異なる優先施策
  22. 比較表|事業規模・予算別に見る施策の効果とコスト目安
  23. K-ASOKUが選ばれる理由|韓国インバウンド集客という専門領域
  24. 韓国人観光客の検索はNAVERが起点—Googleだけでは届かない視点
  25. 現地データに基づく戦略設計と韓国人ブロガーネットワークの活用
  26. 無料のNAVER検索診断で短時間に現状を確認できる
  27. インバウンド集客マーケティングに関するよくある質問
  28. Q. 少ない予算でも始められますか?
  29. Q. 何から着手すればいいですか?
  30. Q. 効果が出るまでどれくらいの時間がかかりますか?
  31. Q. 韓国人観光客向けの集客は他の国籍向けと何が違いますか?
  32. まとめ|自社に合った施策を参考に、まずは現状把握から

タブレットを持つ店主が外国人観光客に接客している様子

結論から言うと、インバウンド集客マーケティングは訪日客の人数だけでなく、旅マエの情報発信から現地での体験提供、事業規模に応じた施策選びまでを一体で設計することが成果につながります。本記事では観光庁データで見る訪日客数・消費動向の最新推移や現場が直面する課題を整理したうえで、Web施策・体験型施策など効果的な打ち手を具体例とともに解説します。さらに事業規模別の施策の選び方や、韓国人観光客に特化した集客のポイントも紹介するので、自社に合った一歩を見つける参考にしてください。

近年注目されるインバウンド集客の現状|観光客数の推移と現場の課題

結論から言うと、訪日外国人観光客の消費額は増加基調にあり、市場全体としては追い風が吹いています。ただし、消費額の中身を見ると国・地域ごとの偏りがあり、店舗側の受け入れ体制(人手・多言語発信)が需要の拡大に追いついていないという「市場規模」と「現場実感」のギャップが最大の課題です。以下では観光庁の一次データをもとに、この現状を数字で確認していきます。

観光庁データで見るインバウンド観光客数の推移と過去最高の更新

観光庁の発表によると、2026年4-6月期の訪日外国人旅行消費額(総額)は2兆5,096億円で、前年同期比+0.2%とわずかながら増加しました。伸び率自体は緩やかですが、円安や物価動向の影響を受けながらも訪日需要が高水準を維持していることを示す数字といえます。全体の数字が伸びているからといって、自社の商圏にその需要を取り込めているとは限らない点には注意が必要です。

出典: 観光庁

インバウンド消費動向調査からわかる最近の傾向と今後の見通し

同調査では、一人当たり旅行支出(全目的)が24.4万円となり、前年同期比+3.3%の伸びを記録しています。また消費額上位5か国・地域のランキングでは韓国が4位につけており、人数だけでなく消費総額の面でも存在感のある市場であることが分かります。今後の集客施策では、「訪日客の人数をどう増やすか」だけでなく、「一人当たりの消費額をどう伸ばすか」という視点も合わせて設計することが求められます。

出典: 観光庁

現場が直面する集客の課題|人手不足と情報発信の遅れ

一方で、現場を見ると数字ほど順調とはいえない実感を持つ経営者も少なくありません。多くの店舗が抱える課題は、大きく2つに分けられます。1つは人手不足で、多言語対応や接客の質を上げたくても、外国語人材の採用・教育に割ける時間や予算が限られています。もう1つは情報発信の遅れで、国内向けの集客導線は整っていても、訪日客が実際に検索・閲覧する媒体や言語での発信は手つかずのまま、という店舗が少なくありません。結果として、来日前に候補として検討される段階にすら入れていない、という機会損失が起きやすくなっています。

市場拡大で「インバウンド関連株」にも注目が集まる背景

市場の拡大は、投資家の視点からも意識されるようになってきました。小売・宿泊・鉄道・空港関連など、インバウンド需要の恩恵を受けやすい銘柄群は「インバウンド関連株」と呼ばれ、消費額の増加局面で話題に上がる傾向があります。これは裏を返せば、それだけ多くの資金と関心がこの市場に向いているということでもあります。事業者にとっては、市場全体の追い風を自社の集客成果へどう変換するかが、これまで以上に問われる局面に入っているといえるでしょう。

インバウンド集客マーケティングとは?企業が押さえるべき基本

まずは基本の定義を整理しておきましょう。「なんとなく訪日客向けに情報発信すればいい」という認識のままでは、投じた予算や工数が成果に結びつきにくくなります。

インバウンド集客マーケティングの定義と一般的なマーケティングとの違い

インバウンド集客マーケティングとは、訪日外国人という特定の顧客層に向けて、来店や購買までの導線を設計するマーケティング活動を指します。国内向けマーケティングとの違いは、大きく3点あります。

第一に、言語の壁です。日本語のWebサイトやSNS投稿は、そのままでは検討段階の訪日客に届きません。

第二に、使われるプラットフォームの違いです。国や地域によって主要な検索エンジンやSNSは異なり、日本人向けの発信をそのまま流用しても届く相手が限られます。

第三に、接点を持てる期間の短さです。国内客であれば来店後もリピートを促す時間がありますが、訪日客の多くは滞在日数が限られており、「旅マエ」と呼ばれる出発前の情報収集段階で候補に入れてもらえるかが勝負を分けます。つまりインバウンド集客マーケティングは、通常のマーケティングの延長ではなく、対象国の情報行動に合わせて設計し直す作業だと捉えておくと、施策選びで迷いにくくなります。ここを飛ばして「とりあえず英語対応から」と着手すると、対象にしたい国・地域の観光客にはそもそも届いていない、という遠回りが起きがちです。

ターゲットとニーズを捉えるデータ活用の考え方

施策の精度を左右するのが、ターゲット国・地域の絞り込みです。訪日外国人と一括りにせず、どの国・地域の観光客に、何を提供できるかを先に定義する必要があります。

その際に頼りになるのがデータです。観光庁の統計や各種消費動向調査は、国籍別の消費傾向や来訪目的の把握に役立ちます。加えて重要なのが、ターゲットとする国・地域で実際に使われている検索データです。日本人の感覚や生成AIによる推定値だけでニーズを判断すると、実態とずれた施策に予算を投じてしまうリスクがあります。

例えば韓国人観光客向けの施策を検討する場合、韓国国内で実際にどのようなキーワードがどれだけ検索されているかという、現地の検索広告データに基づく数値を確認することで、根拠のある戦略設計につながります。国によって主要な検索エンジンやSNSが異なる以上、日本国内の検索データだけを見ていては、そのニーズは見えてきません。ターゲット国のデータソースをどこまで自社で確認できているかは、施策の精度を測る一つの目安になります。

自社の商品・コンテンツ提供から見込み客獲得までの流れ

ターゲットとニーズが見えたら、次は見込み客を獲得するまでの流れを設計します。基本的な型は、次の3ステップです。

  1. 自社の商品・サービスの強みを、ターゲット国の生活者にも伝わる形に翻訳・言語化する
  2. その強みを、ターゲットが実際に使うプラットフォーム上でコンテンツとして発信する
  3. 発信を見た見込み客が、来店予約や問い合わせといった次の行動に移れる導線を用意する

このうち見落とされがちなのが3番目です。せっかく情報発信を強化しても、予約や問い合わせの導線が日本語のみだったり、使われていないSNSに限定されていたりすると、興味を持った見込み客を取りこぼしてしまいます。自社の商圏にどの国の訪日客が来ているのか、どんなニーズを持っているのかを把握できていない場合は、無料の検索診断のようなサービスで現状を可視化するところから始めるのも一つの方法です。

効果的な施策①情報発信・Webで見込み客にアプローチする手法

インバウンド集客のマーケティング施策のうち、情報発信・Web活用の施策は「SNS」「自社サイト」「低コストで始められるその他のWeb施策」の3つに整理すると検討しやすくなります。個人店から大手企業まで、規模を問わず着手できる領域です。

SNSでの発信と口コミ拡散を狙う施策

近年、訪日客の多くは来日前の情報収集をSNSに頼っています。商品や店内の様子、体験の様子を発信することは、見込み顧客への効果的なアプローチになり、フォロワーやその友人へと口コミが広がっていく仕組みにもつながります。

ただし、どのSNSが主流かは国籍によって大きく異なる点に注意が必要です。Instagramやfacebookが強い国もあれば、まったく別のプラットフォームが情報収集の中心になっている国もあります。例えば韓国人観光客の多くは、来日前の情報収集にGoogleではなく検索エンジン「NAVER」とそのブログ機能を使っています。ターゲットとする国籍に合わせて発信先を選ばないと、せっかくの発信が届くべき相手に届きません。

自社発信だけでなく、現地で影響力のあるブロガーやインフルエンサーに実際に来店・宿泊してもらい、体験を記事や投稿にしてもらう手法も有効です。第三者による紹介は自社発信よりも信頼されやすく、口コミとしての拡散力も期待できます。

自社サイト・コンテンツで多言語対応を進める方法

SNSで興味を持ってもらえても、公式サイトが日本語のみでは、メニューや料金、アクセス方法といった肝心の情報提供ができず、離脱の原因になります。まずは英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語など、自社の商圏に多い国籍の言語でコンテンツを用意することが土台です。

翻訳の精度も軽視できません。機械翻訳をそのまま掲載すると不自然な表現になり、企業やサービスへの信頼を損なう場合があります。予算に応じて、主要ページだけでもネイティブチェックを入れる、あるいは翻訳会社へ依頼するといった選択肢を検討しましょう。

多言語対応は一度作って終わりではなく、写真やメニュー内容が変わるたびに更新が発生します。更新の手間まで見込んで、無理のない言語数・ページ数から始めるのが現実的です。

低コストで始められるWeb施策の種類とメリット

大きな予算をかけなくても着手できるWeb施策には、次のような種類があります。

施策 主なコスト メリット
SNSアカウント運用 人件費(時間) 即日から発信可能。口コミ拡散が期待できる
Googleビジネスプロフィール整備 無料〜低コスト 検索・地図経由で見つけてもらいやすくなる
ブログ・コラム記事の多言語化 制作費 検索結果に資産として残りやすい
無料の現状診断サービスの活用 無料 着手前に自社の立ち位置を把握できる

いずれの施策にも共通するのは、「自社の現状を把握してから着手すると無駄打ちを減らせる」という点です。例えば韓国人観光客をターゲットにする場合、そもそもNAVER上に自社の情報がどれだけ露出しているかを確認しないまま施策を始めると、的外れな投資になりかねません。無料のNAVER検索診断のようなサービスを活用すれば、契約前に実際の検索画面で自社の現状データを確認できます。

効果的な施策②体験提供と現地対応で売上を伸ばす方法

情報発信で興味を持ってもらえても、来店時の体験が単調だとリピートにも口コミにもつながりません。訪日客の消費行動は「モノ消費」から「コト消費」へと軸足を移しつつあり、現地でしか味わえない体験の設計が売上を左右する段階に来ています。ここでは体験提供・観光地連携・二次交通・価格設計・地方都市誘致という5つの視点から、現場で着手しやすい施策を整理します。

茶道体験など日本文化を伝える体験型コンテンツの提供

茶道や着物着付け、和菓子作りといった体験型コンテンツは、単なる飲食・宿泊の提供を超えた付加価値になります。既存メニューに15分程度のミニ体験を組み込むだけでも、写真や動画としてSNSに投稿されやすくなり、拡散のきっかけになります。中小規模の店舗であれば、外部の体験提供事業者と連携し、施設の一角を貸し出す形での協業も現実的な選択肢です。重要なのは「体験を作り込みすぎない」ことで、訪日客が短時間で気軽に参加できる設計のほうが、稼働率と満足度の両面で成果につながりやすい傾向があります。

桜シーズンや撮影スポットを活かした観光地との連携

桜や紅葉などの季節性コンテンツ、いわゆる「映えスポット」は、訪日客のSNS投稿を誘発する強力な素材です。自店単独で完結させず、近隣の観光地や自治体観光協会と連携し、周遊ルートの一部として紹介してもらう動きが有効です。例えば桜シーズン限定のメニューや撮影スポットの案内マップを用意し、地域の観光案内所やホテルのフロントに置いてもらうといった連携が考えられます。閑散期に季節企画をぶつけることで、年間を通じた集客の波を平準化する狙いも持たせられます。

タクシーなど二次交通の対応と滞在日数を延ばす対策

駅から店舗まで、あるいは観光地から宿泊施設までの「二次交通」の不便さは、訪日客にとって来店をあきらめる要因になります。多言語対応のタクシー配車アプリや送迎サービスの案内を店舗側から積極的に提示するだけでも、機会損失を減らせます。さらに、近隣の宿泊施設や周辺スポットと組んだ周遊プランを提案できれば、日帰りで終わっていた訪問を宿泊付きの滞在に延ばせる可能性があります。滞在日数が延びるほど消費機会も増えるため、二次交通対応は単なる利便性向上ではなく、売上に直結する施策として位置づける価値があります。

価格設定と客単価から見る売上を高めるポイント

観光庁のインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の一人当たり旅行支出(全目的)は24.4万円で、前年同期比+3.3%と伸びています。単価が伸びている局面では、値引きで来店数を増やすより、体験価値を上乗せして単価を高める設計のほうが理にかなっています。訪日客向けの価格戦略は、客層によって最適解が異なります。

客層 価格戦略の方向性 具体例
個人・少人数旅行者 手頃な入口商品+体験のセット化 ミニ体験付きの限定メニュー
家族・グループ旅行者 人数単価より総額を意識した提案 個室・貸切プランの用意
富裕層・記念日利用者 高単価な限定体験の提供 特別な茶道体験、少人数制コース

自社の主要客層がどこに近いかを見極めた上で、価格設定を検討することが売上向上の近道になります。

出典: 観光庁 結果概要(一人当たり旅行支出・全目的)

札幌など地方都市におけるインバウンド観光客誘致の視点

インバウンド需要は東京や大阪といった大都市に集中しがちですが、地方都市にも誘致の余地は広がっています。観光庁の同調査では、2026年4-6月期の消費額上位5か国・地域のうち韓国は4位に位置しており、東アジアからの需要は依然として大きな存在感を持っています。札幌をはじめとする地方都市が誘致を進める際は、大都市と同じ土俵で競うのではなく、その土地でしか得られない体験や季節性を打ち出すことが鍵になります。国籍によって好むコンテンツや検索の仕方が異なるため、ターゲットとする国・地域を絞り込んだ上で、情報発信のチャネルや言語対応を設計する視点も欠かせません。

出典: 観光庁 結果概要(消費額上位5か国・地域ランキング)

【ターゲット・事業規模別】自社に合った施策の選び方

インバウンド集客の施策は数多くありますが、どれから着手すべきかは事業規模と予算によって大きく変わります。大手企業の成功事例をそのまま個人店に当てはめても、人手が足りず途中で止まってしまうケースは少なくありません。ここでは自社の立ち位置を確認しながら、優先順位を判断するための軸を整理します。

個人店・中小企業と大手企業で異なる優先施策

個人店や中小企業では、専任のマーケティング担当を置けないことがほとんどです。そのため、まずは工数が少なく効果測定もしやすい施策から着手するのが現実的です。具体的には、既存のSNSアカウントでの発信、Googleビジネスプロフィールの多言語対応、自社サイトの主要ページのみを簡易的に多言語化する、といった範囲から始める店舗が多く見られます。すべての国籍に同時対応しようとせず、来店実績や商圏特性からターゲットとする国・地域を1〜2か国に絞り込むことで、限られた予算でも成果を出しやすくなります。ターゲット国を絞る際、まず無料NAVER検索診断で自店の現状を把握してから投資判断をする方法もあります。

一方、大手企業やチェーン店では、複数国を対象にした多言語サイトの構築、OTAへの掲載、Web広告の運用、体験型コンテンツの開発などを並行して進められる体制があります。予算と人員に余裕がある分、短期的な成果だけでなく、ブランド全体としての中長期的な認知形成まで見据えた設計がしやすいのが特徴です。

比較表|事業規模・予算別に見る施策の効果とコスト目安

事業規模 予算感 優先すべき施策 工数 効果が出るまでの目安
個人店・小規模事業者 SNS発信/MEO対策/サイトの部分多言語化/ターゲット国を絞った施策 低〜中 数週間〜数ヶ月
中小企業・複数店舗 多言語サイトの強化/OTA掲載/ターゲット国別の専門施策(NAVERブログなど) 数ヶ月程度
大手企業・チェーン 多言語サイト構築+Web広告+体験型コンテンツ+複数国展開 中長期(半年以上)

表はあくまで目安であり、実際の予算配分や効果が出るまでの期間は、業種や商圏、既存の認知度によって変わります。自社が表のどの位置に近いかを確認したうえで、まずは1〜2つの施策に絞って始め、効果を見ながら範囲を広げていく進め方が、限られたリソースの中では失敗しにくい選び方です。

K-ASOKUが選ばれる理由|韓国インバウンド集客という専門領域

韓国は、訪日外国人の消費額上位5か国・地域のうち4位に位置する主要マーケットです(2026年4-6月期)。

出典: 観光庁

それにもかかわらず、「多言語対応すれば韓国人観光客にも届く」という前提で施策を組んでしまう店舗は少なくありません。K-ASOKUは韓国インバウンド集客に特化し、検索行動の違いから逆算した施策設計を行っています。当社は訪日ラボの掲載サービス「SOLストア」に掲載されており、その中でも韓国単独に専門特化した事業者は少数です(訪日ラボ ソリューションストア、2026年8月確認)。この分野に絞り込んだ知見を蓄積してきました。

韓国人観光客の検索はNAVERが起点—Googleだけでは届かない視点

日本人観光客向けの情報発信は、GoogleやSNSを起点に設計されがちです。しかし韓国では、自国発の検索ポータルNAVERが広く使われています。検索シェアは調査によって数値が割れるものの、来日前の情報収集の多くがNAVER上のブログや地図情報で完結する傾向があります。つまり、Googleに多言語ページを用意しても、NAVER上に店舗情報が存在しなければ、比較検討の候補にすら上がらない可能性があるということです。K-ASOKUは、この検索行動の違いに正面から向き合い、NAVER内での可視化を軸に施策を設計しています。

現地データに基づく戦略設計と韓国人ブロガーネットワークの活用

施策の起点を「日本側の感覚」ではなく「現地の実測データ」に置いていることも特徴です。NAVER検索広告APIから取得した実測の検索データをもとに、狙うべきキーワードや発信テーマを設計します。AIによる推定検索ボリュームは実測値と大きく乖離することがあるため、こうした推定値には頼らない方針です。あわせて、独自に構築した韓国人ブロガーネットワークを通じて、NAVERブログでの発信を行える体制を整えています。ブロガーとの交渉・翻訳・進行は当社スタッフが日々実際に担っているため、店舗側で発生する追加工数はほぼありません。掲載された投稿は、Web広告のようなフロー型の露出と異なり、検索結果に情報として残りやすいという特徴があります(表示期間や掲載の継続を保証するものではありません)。サービスの詳しい内容はサービス詳細でご確認いただけます。

無料のNAVER検索診断で短時間に現状を確認できる

「自社がNAVER上でどう見えているか」を契約前に把握できる、無料のNAVER検索診断を提供しています。実際のNAVER検索画面をもとに、貴店の情報がどの程度表示されているか、競合と比べてどの位置にいるかを確認したうえで、必要な施策をご提案する流れです。施策を始める前に現状データを見て判断したい経営者・マーケ担当の方は、無料NAVER検索診断から現状を確認してみてください。判断に迷う場合は、相談する(無料)という窓口もご利用いただけます。なお、韓国以外の国からの集客が主な目的の場合、K-ASOKUの支援は向いていません。その国に強みを持つ専門会社への依頼をおすすめします。

インバウンド集客マーケティングに関するよくある質問

Q. 少ない予算でも始められますか?

SNSでの発信や自社サイトの多言語対応など、コストを抑えて始められる施策はあります。まずは無料で使えるSNSアカウントや既存サイトの多言語ページから着手し、反応を見ながら予算配分を広げていく進め方が現実的です。最初から広告費をかけずとも、情報発信自体は今日から始められます。

Q. 何から着手すればいいですか?

自店の顧客が主にどの国籍・地域から来ているかを把握し、そのターゲットが実際に使っている検索エンジンやSNSを起点に発信することが優先です。全方位に手を広げるより施策を絞った方が、効果的な打ち手かどうかを検証しやすくなります。

Q. 効果が出るまでどれくらいの時間がかかりますか?

施策の種類によって時間軸は異なります。Web広告は比較的早く反応が見える一方、コンテンツを積み上げる施策は効果が出るまでに時間を要する傾向があります。短期施策と中長期施策を組み合わせ、成果が出るタイミングを分散させる考え方がおすすめです。

Q. 韓国人観光客向けの集客は他の国籍向けと何が違いますか?

最大の違いは、使われる検索エンジンです。多くのインバウンド施策はGoogleでの見え方を前提に設計されますが、韓国人観光客の多くはNAVERで情報を探しているため、Google向けの対策だけでは接点を持てません。K-ASOKUはこの検索行動の違いに着目し、韓国人観光客向けの集客支援を専門に行っています。自店の現状を知りたい方は、無料NAVER検索診断から確認いただけます。

まとめ|自社に合った施策を参考に、まずは現状把握から

インバウンド集客マーケティングには、SNS発信やWeb施策、体験提供、二次交通の整備など多様な手法があり、唯一の正解はありません。まず自店がどのチャネルで韓国人観光客に見つかっていないかを洗い出し、そこから着手するのが最短ルートです。とくに韓国人観光客はNAVERを情報収集の入口にすることが多く、Google向けの多言語対応だけでは接点を持てないケースがあります。K-ASOKUは韓国インバウンド集客を専門に、現地データに基づく戦略設計と韓国人ブロガーネットワークを活用した施策を提供しています。自店がNAVER上でどう見えているか気になる方は、無料NAVER検索診断で契約前に実画面のデータを確認できます。施策の選び方や進め方に迷う場合は、相談する(無料)からお問い合わせください。

本記事の引用・転載は、出典(社名と記事URL)明記のうえ歓迎します

よくある質問

Q. 少ない予算でも始められますか?
A. 自社サイトの多言語ページ追加やSNS発信など、低コストで始められる施策もあります。まずは投じられる予算の範囲でできることから着手し、効果を見ながら拡大するのが現実的です。
Q. 効果が出るまでどれくらいの時間がかかりますか?
A. 施策や媒体によって差がありますが、Web上の情報発信は掲載直後に効果が出るとは限りません。一定期間の運用を経て、旅マエの訪日客に届き始めるケースが一般的です。
Q. 韓国人観光客向けの集客は他の国籍向けと何が違いますか?
A. 韓国人観光客の多くはGoogleではなくNAVERで情報収集する点が大きな違いです。使う検索エンジンや媒体に合わせた発信設計が欠かせません。

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AUTHOR

山口 雄貴

株式会社K-ASOKU 代表取締役

山口 雄貴

韓国マーケティングの実務家。NAVER SEO・韓国KOLキャスティングを中心に、飲食店・宿泊・消費財メーカーの韓国向け集客を支援。実測データに基づく施策設計を信条とする。

本記事は、当社が実施したNAVER実画面の調査データをもとに山口 雄貴が執筆・監修しています。 記載内容は公開時点の情報です。

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