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韓国進出・アウトバウンド公開 2026.08.25・読了13

海外SEO対策とは|日本SEOとの違いと押さえるべき基本

海外SEO対策とは|日本SEOとの違いと押さえるべき基本
山口 雄貴

山口 雄貴株式会社K-ASOKU 代表取締役

この記事でわかること

  • 海外SEOと日本語SEOの違いを理解できる
  • 自分で始める具体的な手順がわかる
  • 効果測定の指標とツールがわかる
  • AI検索時代の対策の考え方がわかる
目次(7項目)
  1. 海外SEO対策とは|日本語SEOとの違いと陥りやすい誤解
  2. 海外SEO対策のやり方|自分で始める場合の基本ステップ
  3. 海外SEO対策の効果を確認する方法
  4. 海外SEO対策の最新情報|検索エンジンの多様化とAI検索
  5. 数ある海外SEO対策の中でK-ASOKUが選ばれる理由
  6. ターゲット国・事業規模別に見る海外SEO対策の選び方【比較表】
  7. まとめ|海外SEO対策は検索エンジンの違いを理解した施策設計から

結論から言うと、海外SEO対策とは対象国の検索エンジンとユーザーの検索行動に合わせて自社サイトを最適化する施策です。日本語SEOと「上位表示を狙う」目的は共通していますが、たとえば韓国のようにGoogleとNaverの両方が高いシェアを持つ市場では、Google向けの施策だけでは対応しきれません。本記事では、日本語SEOとの違いから自分で始める手順、効果を確認する方法、検索エンジンの多様化やAI検索時代の考え方まで、海外SEO対策の基本を解説します。

海外SEO対策とは|日本語SEOとの違いと陥りやすい誤解

結論から言うと、海外SEO対策とは「対象国・地域の検索エンジンとユーザーの検索行動に合わせて、自社サイトが上位表示されるよう最適化する施策」です。日本語SEOと同じ「上位表示を狙う」という目的は共通していますが、対象となる検索エンジンや言語、ユーザーの検索習慣が国ごとに異なるため、日本国内向けの施策をそのまま転用しても成果につながりにくいという特徴があります。

SEO対策の基本をおさらい|検索エンジンでの上位表示を狙う施策

SEO対策(Search Engine Optimization)とは、検索エンジンの検索結果で自社サイトを上位に表示させるための取り組み全般を指します。基本的な考え方は国内・海外を問わず共通しており、検索キーワードに沿ったコンテンツを用意すること、サイトの構造や表示速度など技術面を整えること、外部から信頼できるリンクを集めることの3点が軸になります。ここまでは日本語SEOで実践している内容と大きくは変わりません。違いが生まれるのは、この先の「どの検索エンジン向けに、どの言語で最適化するか」という設計部分です。

海外SEO対策と日本語SEOの違い|言語・検索エンジン・地域性

日本語SEOはGoogleへの最適化を考えれば大部分をカバーできますが、海外SEO対策では対象国の検索エンジンシェアを確認する工程が欠かせません。たとえば韓国では、2026年7月時点の検索エンジンシェアは以下のとおりです。

検索エンジン シェア
Google 49.54%
Naver 40.9%
bing 5.44%
CocCoc 1.35%
YANDEX 1.22%
Daum 0.95%

出典: StatCounter Global Stats

Googleが過半数に迫る一方でNaverも4割超のシェアを持っており、日本のように「検索エンジン対策=Google対策」と単純化できません。加えて、翻訳した文章をそのまま掲載するだけでは、言語ごとの検索習慣やキーワードの言い回しに合わず、評価されにくい面があります。

「SEO対策は意味ない」と言われる理由|Google最適化だけでは届かない市場

海外SEO対策に取り組んだものの「意味がなかった」と感じる背景には、Google最適化をそのまま海外向けに転用しているケースが少なくありません。上記の韓国のように、Naverが検索の中心的な役割を担う市場では、Google向けの施策だけでは検索結果に現れる機会自体が限られてしまいます。自社のターゲット国でどの検索エンジンが使われているかを把握しないまま施策を進めると、労力をかけても届く相手が想定より少ない、という状況になりかねません。まずは自社の対象国の検索エンジン事情を確認するところから始めることをおすすめします。気になる場合は、無料のNAVER検索診断で自社サイトの現状を確認するところから着手できます。

海外SEO対策のやり方|自分で始める場合の基本ステップ

海外SEO対策は、専門の代理店に依頼しなくても、基本的な手順を踏めば自社で始められます。まずは全体の流れと、自社対応する場合にどこまでできてどこに壁があるかを整理します。

海外SEO対策を自分で行う場合の進め方と限界

自社で海外SEO対策を進める場合、一般的には次の順番で着手します。

  1. ターゲット国・地域と、そこで使われる検索エンジンを決める
  2. 現地の言語でキーワードを洗い出す(日本語キーワードの直訳は避ける)
  3. URL・ドメイン構成を決める(サブディレクトリ/ccTLD/多言語サブドメインなど)
  4. hreflang設定など、言語・地域を検索エンジンに伝える技術対応を行う
  5. 現地の検索意図に合わせたコンテンツを用意する
  6. Google Search Consoleなど計測ツールを設定し、順位・流入を確認する

ここまでは社内のWeb担当者だけでも対応できる範囲です。一方で限界も見えてきます。現地語での自然な文章作成、検索エンジンごとに異なる評価基準の理解、現地ユーザーの検索行動の把握は、机上の情報だけでは判断しづらい領域です。特にGoogle以外の検索エンジンがメインの地域では、日本語の情報自体が少なく、手探りの運用になりがちです。自社対応に時間や工数の制約がある場合は、対象国の検索エンジンに詳しい支援先へ相談することも選択肢のひとつです。

初心者でも取り組みやすい簡単な施策

いきなり全てを実施しようとすると手が止まりやすいため、難易度の低い施策から着手するのがおすすめです。

  • Google Search Consoleに海外向けページを登録し、インデックス状況を確認する
  • ページのtitle・meta description・画像のalt属性を、現地の言語で設定する
  • 既存の海外向けページが機械翻訳のままになっていないか見直す
  • ターゲット国で主に使われる検索エンジンに、店舗・企業情報を登録する(Google以外がメインの地域では特に重要)
  • ページの表示速度を確認し、極端に遅いページがあれば改善する

いずれも専門知識がなくても着手できる一方、効果を出すには継続した運用が前提になります。

海外SEO対策の具体例|キーワード選定・コンテンツ・技術対応

「具体的に何をするか」を、キーワード選定・コンテンツ・技術対応の3領域に分けて整理します。

領域 やること 陥りやすい失敗
キーワード選定 現地の検索ツールで、ユーザーが実際に使う言い回しを調べる 日本語キーワードを機械翻訳しただけで選定する
コンテンツ 現地の関心・文化に合わせて内容を書き起こす 日本語記事をそのまま翻訳し、文脈が合わないまま公開する
技術対応 hreflang設定、URL構成の統一、表示速度の最適化 設定を追加しただけで、検索エンジンへの反映を確認しない

同じ商品でも、国や地域によって検索される言葉自体が異なることがあります。直訳ではなく、現地の検索データから言葉を選ぶ姿勢が、上位表示の土台になります。まずは自社サイトの現状を把握したい場合は、無料のNAVER検索診断で実際の検索結果を確認するところから始められます。

海外SEO対策の効果を確認する方法

海外SEO対策は、施策を実行して終わりではありません。順位や流入の変化を定期的に確認し、次の一手につなげる工程が欠かせません。特に海外向けの場合、対象の検索エンジンやGoogleの国別設定を意識して確認しないと、正しい効果測定ができない点に注意が必要です。

順位・流入を確認する具体的な手順とツール

まず、Google Search Consoleで「検索パフォーマンス」を開き、対象国・言語でフィルタをかけて掲載順位とクリック数を確認します。国別のセグメントを見ずに全体の数値だけで判断すると、狙った市場での成果が見えにくくなるため注意しましょう。

流入経路の変化はGoogle Analyticsで確認できます。国・地域別のセッション数やコンバージョン数を追い、施策実施前後で比較する形が基本です。

Googleの検索エンジンシェアが高くない国では、対象の検索エンジンが用意する管理ツールでの確認も欠かせません。たとえば韓国では、Googleのシェアは49.54%にとどまり、NAVERが40.9%を占めています。この2つのシェアはわずか8.6ポイント差で拮抗しており、Google Search Consoleだけの確認では韓国市場の実態の半分近くを見落とすことになります。

出典: StatCounter Global Stats

自社での確認体制を整えるのが難しい場合は、無料のNAVER検索診断で現状の掲載状況を実画面ベースで確認するところから始める方法もあります。

定期的に確認すべき評価指標

効果測定は一度きりではなく、継続的なチェック体制を作ることが重要です。最低限押さえておきたい指標は次の通りです。

指標 確認頻度の目安 確認できるツール
対象キーワードの掲載順位 週1回〜月1回 Google Search Console、対象検索エンジンの管理画面
海外・地域別の流入数 月1回 Google Analytics
クリック率(CTR) 月1回 Google Search Console
コンバージョン数・問い合わせ数 月1回 Google Analytics、CRM
インデックス状況・エラー 月1回 Google Search Console、対象検索エンジンの管理ツール

これらの指標は単体で見るのではなく、施策と紐づけて変化を追うことで初めて意味を持ちます。たとえばコンテンツを追加した翌月に順位と流入がどう動いたかを確認し、次の施策の優先度を判断する材料にする流れが基本です。

継続的な確認体制まで自社で構築する余力がない場合は、相談する(無料)という選択肢もあります。

海外SEO対策の最新情報|検索エンジンの多様化とAI検索

韓国における検索エンジン市場シェア

図: 韓国における検索エンジン市場シェア(出典: StatCounter Global Stats)

海外SEO対策は、Googleのアルゴリズム変化だけを追っていれば対応できるものではありません。国ごとに主要な検索エンジンが異なるうえ、近年はAI検索の台頭という新しい変化も加わっています。ターゲット国と検索エンジンの組み合わせ、そしてAI検索への対応方針をあわせて押さえておくことが、海外SEO対策を継続的な成果につなげる前提になります。

Google一強ではない検索エンジンの地域差

日本国内ではGoogleが検索エンジンのメインですが、海外では事情が異なります。たとえば韓国の検索エンジン市場シェアは、次のようになっています。

検索エンジン シェア
Google 49.54%
Naver 40.9%
bing 5.44%
CocCoc 1.35%
YANDEX 1.22%
Daum 0.95%

出典: StatCounter Global Stats(韓国・2026年7月)

Googleが最大シェアを持ちながらも、Naverが4割を超える存在感を保っている点が韓国市場の特徴です。中国のBaidu、ロシアのYandexなど、Google以外の検索エンジンが一定の地位を占める地域も存在します。ターゲット国を決める段階でメインとなる検索エンジンを特定し、URL設計やコンテンツ内容をそのエンジンの評価基準に合わせて選定することが、海外SEO対策の出発点です。Google向けの施策をそのまま流用しても、上位表示に結びつかない地域があります。

AI検索時代における海外SEO対策の考え方

Google AI OverviewsやChatGPT、Perplexityなど、検索結果一覧ではなくAIの回答内で情報が提供される機会が増えています。海外SEO対策においても、順位だけでなく「AIの回答内でどう扱われるか」を意識する必要が出てきました。

具体的には、企業名やサービス内容を明確に記述する、独自データや一次情報を盛り込む、構造化データでページ内容を機械が理解しやすい形にするといった対応が挙げられます。地域ごとに主要なAI検索プラットフォームも異なるため、Google向けの最適化とあわせて、ターゲット地域で使われているAI検索・SNS上での言及のされ方まで視野に入れた運用が今後は求められます。

数ある海外SEO対策の中でK-ASOKUが選ばれる理由

海外SEO対策を手がける支援会社は数多くありますが、得意とする言語や地域はさまざまです。欧米向け・中国向けの実績は豊富でも、韓国市場に特化した知見を持つ会社は多くありません。ここでは、韓国インバウンド集客を目的にK-ASOKUが選ばれている理由を、施策設計の考え方から説明します。

Google最適化だけでは取りこぼす市場がある

韓国国内の検索エンジンシェアは、次のようになっています(2026年7月時点)。

検索エンジン 韓国内シェア
Google 49.54%
Naver 40.9%
bing 5.44%
CocCoc 1.35%
YANDEX 1.22%
Daum 0.95%

出典: StatCounter Global Stats

Googleが最大シェアを占める一方、Naverも4割前後の水準を維持しています。韓国向け海外SEO対策をGoogleだけで進めると、市場の4割前後に情報が届かない可能性があるということです。韓国人観光客の来店・宿泊を増やしたい飲食店や宿泊施設にとって、Naver上に店舗情報や口コミが存在しない状態は、来日前の比較検討段階で候補に入らないことを意味します。K-ASOKUは、こうした検索エンジンごとの利用実態の違いに着目し、GoogleとNaverで施策を切り分けて設計しています。

現地の検索データとネットワークを活かした施策設計

K-ASOKUの施策設計は、NAVER検索広告APIから取得する実測の検索データを起点にしています。AIによる推定値は使わず、実際の検索需要をもとにキーワードや訴求内容を決めている点が特徴です。

加えて、多数の韓国人ブロガーで構成するネットワークを活用し、Naverの検索結果に残る形でのブログ施策(NAVER JACK)を提供しています。投稿はNaverの検索結果に蓄積されていく仕組みで、配信のたびに費用がかかる広告とは構造が異なります(ただし掲載の存続を保証するものではありません)。

契約前には、無料のNAVER検索診断で自店舗が現状Naver上でどう見えているかを実画面で確認いただけます。まずは自社の現在地を知りたい方は、無料NAVER検索診断からご確認ください。

ターゲット国・事業規模別に見る海外SEO対策の選び方【比較表】

海外SEO対策は、対象国や自社の事業規模によって優先すべき施策が変わります。すべてを同時に手掛けようとすると、リソースが分散して成果が出るまでに時間がかかりがちです。ここでは判断材料として、事業規模別・地域別に取り組み方を整理しました。自社の状況に近い行を確認し、優先順位づけの参考にしてください。

事業規模別の取り組み方比較

事業規模 優先施策 想定される課題 進め方の目安
個人・小規模事業者 対象国の検索エンジンでの基本設定(hreflang、ドメイン構成)と、まず1言語でのコンテンツ整備 翻訳・運用にかけられる工数が限られる 対象国を1つに絞り、自分で行える範囲から着手
中小企業 キーワード選定と現地向けコンテンツ制作の外部委託の検討 社内に対象国の言語・検索文化に詳しい担当者がいない 優先度の高い1〜2市場から段階的に拡大
大企業・複数拠点 国・言語ごとのドメイン/ディレクトリ設計、法規制対応を含めた体制構築 拠点間での施策の重複や表記ゆれ 全社的なガイドライン策定と運用体制の整備を並行

ターゲット地域・検索エンジン別の優先施策比較

対象地域によって、そもそも主要な検索エンジンが異なります。たとえば韓国では、2026年7月時点でGoogleが49.54%、Naverが40.9%のシェアを占めています。Googleだけに最適化しても、Naver利用者には届きません。

ターゲット地域 主要検索エンジン 優先施策
韓国 Google/Naver Google向けの一般的なSEOに加え、Naver独自のブログ・カフェ等の検索結果への対応
北米・欧州 Google中心 英語圏でも国ごとの綴り・通貨表記・よく使われる検索キーワードの違いへの対応
中国 Baidu等(Googleとは異なる検索エンジン) Google向け施策がそのまま通用しないため、対象エンジンに応じた個別対応

出典: StatCounter Global Stats

自社がどの地域・規模に該当するかによって、着手すべき施策の優先順位は変わります。判断に迷う場合は、サービス詳細で他社の取り組み方も確認できます。

まとめ|海外SEO対策は検索エンジンの違いを理解した施策設計から

海外SEO対策とは、対象地域で使われる検索エンジンに合わせてサイトや施策を最適化する取り組みです。日本語SEOの延長でGoogle対策だけを行っても、地域によっては十分な検索結果を得られません。

たとえば韓国はGoogleが49.54%、NAVERが40.9%と二つの検索エンジンが拮抗しています(2026年7月時点)。ターゲット国・検索エンジンごとに評価指標や有効な施策が異なる前提を踏まえ、自社の事業規模と対象地域に合った選定・設計を進めることが結果につながります。

出典: StatCounter Global Stats

本記事の引用・転載は、出典(社名と記事URL)明記のうえ歓迎します

よくある質問

Q. 海外SEO対策と多言語SEOは同じ?
A. 多言語SEOは翻訳など言語対応が中心ですが、海外SEO対策は対象国の検索エンジンのシェアや現地ユーザーの検索行動まで踏まえて設計する点が異なります。
Q. 海外SEO対策はどのくらいの期間で結果が出る?
A. 施策の規模や競合状況によって差がありますが、コンテンツの追加更新や技術面の対応が検索結果に反映されるまでには一定の期間を要する傾向があります。
Q. 中国向けSEO対策もGoogleの施策で対応できる?
A. 中国では主要な検索エンジンやアクセス環境がGoogleとは大きく異なるため、Google向けの施策だけでは十分に対応できない市場とされています。

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山口 雄貴

株式会社K-ASOKU 代表取締役

山口 雄貴

韓国マーケティングの実務家。NAVER SEO・韓国KOLキャスティングを中心に、飲食店・宿泊・消費財メーカーの韓国向け集客を支援。実測データに基づく施策設計を信条とする。

本記事は、当社が実施したNAVER実画面の調査データをもとに山口 雄貴が執筆・監修しています。 記載内容は公開時点の情報です。

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