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韓国インバウンド全般公開 2026.10.27・読了11分

インバウンド美容室の集客方法|韓国人客に選ばれる準備とは

インバウンド美容室の集客方法|韓国人客に選ばれる準備とは
山口 雄貴

山口 雄貴(株式会社K-ASOKU 代表取締役)

この記事でわかること

  • インバウンドの意味と最新の訪日客データ
  • 美容室が陥りやすい3つの集客課題
  • 韓国人客に選ばれる受け入れ準備の要点
  • NAVER検索を軸にした韓国向け集客施策
目次(7項目)
  1. インバウンドとは?美容室が訪日客に注目すべき背景
  2. 美容室のインバウンド集客で起きやすい3つの課題
  3. 韓国人客に選ばれるための受け入れ準備
  4. 韓国人観光客に見つけてもらう集客施策
  5. 立地・店舗規模別に見る施策の選び方【比較表】
  6. 韓国向け集客をK-ASOKUに相談する理由
  7. まとめ

結論から言うと、インバウンド美容室の集客は「来日前に韓国語で見つけてもらう準備」と「来店後の困りごとを減らす受け入れ準備」を並行して進めることが出発点です。訪日客は全体では横ばいですが、韓国は9月に単月の過去最高を記録した市場です。この記事では、インバウンドの基礎知識、美容室が直面しやすい課題、多言語メニューや料金表示の整え方、NAVERを軸にした施策、立地・規模別の選び方までを整理します。

インバウンドとは?美容室が訪日客に注目すべき背景

訪日外客数の9月比較(2025年vs2026年)

図: 訪日外客数の9月比較(2025年vs2026年)(出典: JNTO(日本政府観光局))

訪日外客数の1〜9月累計比較

図: 訪日外客数の1〜9月累計比較(出典: JNTO(日本政府観光局))

2026年7-9月期 旅行消費額と消費単価の前年比

図: 2026年7-9月期 旅行消費額と消費単価の前年比(出典: 観光庁)

結論から言うと、インバウンドは「外国人が日本を訪れて消費すること」を指す言葉です。訪日客の数は高い水準が続いており、その中で韓国は9月に単月の過去最高を記録した市場です。美容室にとっても、来日前に見つけてもらう準備を始める価値は十分にあります。

インバウンドの意味と使い方・対義語・英語表記

インバウンド(inbound)は英語で「内向きの」「入ってくる」を意味します。観光の文脈では、海外から日本へ来る旅行者や、その需要を指します。「インバウンド需要」「インバウンド対策」のように使います。

対義語は、日本から海外へ出ていく旅行を指す「アウトバウンド」です。業界で広く使われている中立的な用語で、特定の人を貶める意味はありません。

訪日外国人数の推移と観光庁の最新データ

2025年の訪日外客数は42,683,301人でした。2026年は1〜9月の累計が30,730,200人で、前年同期(31,651,327人)より2.9%少ない状況です。9月単月も3,103,700人と、前年同月比で5.0%減っています。

ただし、減少は全体の数字です。9月には韓国を含む7市場が、9月として過去最高を記録しました。市場ごとに動きが違うため、総数だけで判断しないほうが安全です。

観光庁の調査では、2026年7〜9月期の訪日外国人旅行消費額は2兆2,076億円(前年同期比+3.2%)でした。一人当たりの旅行支出は23.4万円(同+6.1%)です。人数が横ばいでも、一人ひとりの消費は伸びています。

自店の施術やサービスをどの市場に届けるかを決めることが、次の一手になります。

出典: JNTO(日本政府観光局)、観光庁 インバウンド消費動向調査

美容室のインバウンド集客で起きやすい3つの課題

韓国人客を迎えたい美容室が最初につまずくのは、施術の腕前よりも手前の部分です。ここでは、受け入れ側がよく直面する3つの課題を整理します。

来日前の検索段階でサロンが候補に入っていない

訪日客の多くは、来日前から美容室の候補を探し始めています。この段階で検索結果に出てこなければ、技術が高くても比較の土俵に上がれません。

日本の感覚では、Googleマップや予約サイトに載せれば十分に思えます。ただ、韓国人観光客はNAVERで検索する人が多く、日本語の店名だけでは表示されないことがあります。

自店の情報が韓国語で見つかる状態かどうかが、最初の分かれ目です。

言語・表示・料金の分かりにくさが来店をためらわせる

次に多いのが、来店前の不安です。メニュー名が日本語のみだったり、料金に税やオプションが含まれるか分からなかったりすると、予約をためらう理由になります。

特にカラーやパーマは、仕上がりの希望を言葉で伝えにくい施術です。「追加料金がいくらかかるのか」「施術時間はどれくらいか」が事前に読み取れないと、安心して予約できません。

現場でも、身振り手振りや翻訳アプリで対応するサロンは少なくありません。事前に写真つきのメニューと総額の目安を示しておくと、このすれ違いは減らしやすくなります。

「迷惑なだけ」にしないための受け入れ側の悩み

「インバウンド対応は手間ばかり増えて迷惑なだけ」という声も、現場では聞かれます。言葉が通じない不安、予約の無断キャンセル、施術時間の延びなどが、その背景にあります。

こうした悩みは、受け入れ方の工夫で軽くできる場合があります。たとえば、予約時にキャンセル規定を韓国語で明記する、カウンセリングシートを用意する、といった対応です。

一方で、準備なしに集客だけを増やすと、現場の負担が先に膨らみます。集客と受け入れ準備は、順番とバランスを見ながら進めることが大切です。

出典: なし(本セクションは一次情報の数値を使用していません)

韓国人客に選ばれるための受け入れ準備

集客より先に、来店後の「困りごと」を減らす準備を整えておくと、現場の負担を抑えやすくなります。韓国人客が来店前に確認されやすい点として、言葉、価格、支払い、予約の4点に整理しました。この順に見直していきます。

多言語メニューと写真つきカウンセリングシートの用意

美容室で起きやすい行き違いは、仕上がりのイメージのずれです。言葉で「少し短めに」と伝えても、感覚は人によって異なります。

そこで、次の3点を用意しておくと安心です。

  • 韓国語と英語を併記したメニュー表(カット・カラー・パーマ・トリートメント)
  • 髪の長さやカラーの明るさを選べる、写真つきカウンセリングシート
  • 施術前に仕上がり写真を見せ合うための、スタイル見本集

翻訳機能を使った会話も有効ですが、写真を指さして選べる形にしておくと、双方の負担が小さくなります。メニュー名は直訳せず、施術内容を一言添えると伝わりやすくなります。

インバウンド価格の考え方と「高い」と思われない料金表示

インバウンド価格を設ける場合も、「外国人だけ高い」と受け取られない設計が大切です。信頼を損なうと、口コミにも影響しかねません。

意識したいのは、次の3点です。

  • 日本人客と同じ料金体系を基本にする
  • 追加料金が出る条件(髪の長さ、ブリーチ回数など)を事前に明記する
  • 総額の目安を、予約前の段階で確認できるようにする

韓国人客は、事前にブログや口コミで相場を調べて来店する傾向があります。「施術後に想定より高くなった」と感じさせない表示が、満足度を左右します。税込・税別の別も、はっきり示しておきましょう。

キャッシュレス決済と予約導線の整備

観光客は現金を多く持ち歩かない場合があります。クレジットカードやQRコード決済に対応しておくと、会計時の戸惑いを減らせます。対応する決済手段は、店頭だけでなく予約ページやSNSにも載せておくと、来店前の不安を和らげられます。

予約導線では、次の点を確認してください。

  • 予約ページを韓国語または英語でも読める
  • キャンセル規定を、予約前に確認できる
  • 来店方法(最寄り駅、入口の写真)を案内している

ここまで整えたうえで、来日前の検討段階で見つけてもらう施策に進むと、集客と受け入れのバランスを取りやすくなります。

出典: なし(本セクションは一次情報の数値を使用していません)

韓国人観光客に見つけてもらう集客施策

受け入れ準備が整っても、来日前の検討段階で見つけてもらえなければ、来店にはつながりません。ここでは「検索」「体験の伝え方」「口コミ」の3点から、韓国人観光客に届く施策を整理します。

韓国人が使うNAVER検索と、Googleだけでは届きにくい場合がある理由

日本では「地名+美容室」とGoogleで検索するのが一般的です。一方、韓国では旅行前の情報収集にNAVERを使う人が多く、韓国で最も利用される検索サービスの一つとされています。そのため、Googleマップや日本語の公式サイトだけを整えても、韓国人の検索結果には表示されにくい状況です。

NAVERでは、検索結果にブログの投稿が並びます。「渋谷 美容室 후기(口コミ)」のように、韓国語で体験談を探す人が少なくありません。つまり、韓国語のブログ記事にサロンが登場しているかどうかが、候補に入る分かれ目になります。

まずは自店がNAVERでどう表示されるかを、実際の画面で確認してみてください。K-ASOKUでは、無料のNAVER検索診断で現状をお見せしています。

ブログ・SNS・動画・撮影を使った体験の伝え方

美容室は施術の仕上がりが見えにくいため、写真や動画で体験を具体的に伝えることが大切です。伝える内容は、次の3つに分けると整理しやすくなります。

手段 伝える内容 撮影のポイント
NAVERブログ 来店から仕上がりまでの流れ、料金の目安 受付・施術・仕上がりを時系列で撮る
SNS(Instagramなど) ビフォーアフター、スタイルの雰囲気 同じ角度・同じ光で前後を撮る
動画 カウンセリングの様子、スタイリング方法 字幕を入れ、音声なしでも伝わるようにする

とくにカウンセリング動画は、言葉の不安を和らげる効果が期待できます。「どんな会話で進むのか」が事前に分かると、初めての来店でも安心しやすくなります。撮影の際は、お客様の顔や個人情報の扱いについて、事前に許可を得てください。

韓国人ブロガーによる体験記事は、自社発信より第三者の視点として読まれやすい点が強みです。K-ASOKUでは、韓国人ブロガーとの調整や翻訳、進行を代行しており、サロン側の工数を抑えられます。

口コミを増やして来店後の信頼につなげる

口コミは、来店前の判断材料であると同時に、来店後の信頼を形づくる要素でもあります。増やすには、お願いの場面と手間を減らす工夫が欠かせません。

  • 会計時に、韓国語・英語の案内カードを渡す
  • QRコードから投稿先に進めるようにする
  • 仕上がり写真の撮影を、お客様に提案する
  • 投稿への返信は、できる範囲で丁寧に行う

なお、口コミ投稿を条件にした値引きなどは、プラットフォームの規約に反する場合があります。依頼の前に、各サービスのルールを確認してください。

口コミが少しずつ積み上がると、検索結果でのブログ記事とあわせて、サロンへの信頼が高まりやすくなります。ただし、効果の出方は立地や時期によって異なり、成果を保証するものではありません。

出典: なし(本セクションは一次情報の数値を使用していません)

立地・店舗規模別に見る施策の選び方【比較表】

都市部・観光地・地方サロンで変わる優先施策の比較表

立地によって、韓国人客が来店するきっかけは大きく変わります。自店の条件に近い行を、優先順位の目安にしてください。

立地 来店のきっかけ 優先したい施策 実施の順序
都市部(札幌・東京・大阪など) 事前検索と予約サイト NAVERでの店舗情報整備、ブログでの体験紹介 検索対策、予約導線、口コミの順
観光地・ランキング上位エリア 通りがかりと事前検索 多言語メニュー、写真つきカウンセリングシート 店頭対応を整えてから情報発信
地方 旅行中の検索が中心 ブログやSNSで「そこまで行く理由」を伝える 発信を先行し、受け入れ準備を並行

地方は来店機会そのものが限られるため、通りがかり頼みでは動きにくくなります。来日前の検討段階で候補に入る工夫が、都市部以上に効いてきます。

小規模サロンと複数店舗で変わる進め方

席数の少ない小規模サロンでは、すべてを同時に整える必要はありません。まず多言語メニューと決済環境を整えます。次に、1店舗分のNAVER情報とブログ施策を試すとよいでしょう。

複数店舗の場合は、立地の異なる店舗ごとに優先施策が変わります。最初に1店舗で施策を実施し、反応を見てから他店舗へ広げると無駄が出にくくなります。

どの行に当てはまるか迷う場合は、無料のNAVER検索診断で現状を確認できます。判断材料をそろえたうえで、進め方を相談する方法もあります。K-ASOKUではサービス詳細も公開しています。

出典: なし(本セクションは一次情報の数値を使用していません)

韓国向け集客をK-ASOKUに相談する理由

韓国人客の集客は、日本語や英語の発信をそのまま訳すだけでは届きにくい領域です。検索の入口が違うため、サロン側の準備が整っていても、来日前に候補へ入らないことがあります。K-ASOKUは韓国向けの集客に絞って支援しており、その理由は次の2点です。

韓国に特化した検索行動の設計と、実測データに基づく戦略

韓国人旅行者は旅行前の情報収集にNAVERを使う人が多いと考えられます。K-ASOKUは、この検索行動の違いを前提に施策を設計します。

戦略の土台は、NAVER検索広告APIで取得した実測の検索データです。AI推定の検索ボリュームは使いません。どのキーワードで探されているかを現地の数値で確かめ、施策の優先順位を決めます。

契約前には、無料のNAVER検索診断で、貴店の現状を実際の検索画面でお見せします。現在の見え方を確認してから、進めるかどうかを判断できます。

ブロガーとの調整を代行し、サロンの工数を抑える体制

美容室は施術と接客で手一杯になりがちで、海外ブロガーとのやり取りまで手が回りません。K-ASOKUは、多数の韓国人ブロガーのネットワークを使い、交渉・翻訳・進行を代行します。サロン側の作業は、体験内容の確認など最小限にとどまります。

投稿はNAVERの検索結果に残るため、フロー型の広告とは性質が異なります。ただし、掲載の継続や成果をお約束するものではありません。

サロンの立地や規模に合う進め方は、サービス詳細で確認できます。具体的な相談はお問い合わせ(無料)からどうぞ。

出典: なし(本セクションは一次情報の数値を使用していません)

まとめ

韓国人客に選ばれる美容室になるには、受け入れ準備と、来日前に見つけてもらう導線の両方が欠かせません。まず多言語メニューや料金表示、決済を整え、そのうえでNAVERでの露出を計画的に進めてください。

K-ASOKUでは、無料のNAVER検索診断で貴店の現状を確認できます。進め方に迷う場合は、こちらからご相談ください。

出典: なし(本セクションは一次情報の数値を使用していません)

本記事の引用・転載は、出典(社名と記事URL)明記のうえ歓迎します

よくある質問

Q. 外国語が話せなくても韓国人客を受け入れられますか?
A. 可能です。写真つきメニューや韓国語のカウンセリングシート、翻訳アプリを組み合わせれば、会話が少なくても仕上がりの希望を共有しやすくなります。
Q. インバウンド価格は日本人客より高く設定してよいですか?
A. 設定自体は可能ですが、理由が見えない価格差は不信感につながります。総額や含まれる内容を明示し、納得できる料金表示にすることが大切です。
Q. 「インバウンド」は差別的な言葉ではありませんか?
A. 観光業界で広く使われる中立的な用語で、海外から日本を訪れる旅行や需要を指します。特定の人を貶める意味はありません。

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山口 雄貴

株式会社K-ASOKU 代表取締役

山口 雄貴

韓国マーケティングの実務家。NAVER SEO・韓国KOLキャスティングを中心に、飲食店・宿泊・消費財メーカーの韓国向け集客を支援。実測データに基づく施策設計を信条とする。

本記事は、当社が実施したNAVER実画面の調査データをもとに山口 雄貴が執筆・監修しています。 記載内容は公開時点の情報です。

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